【原則不要!】サラリーマンの退職金の確定申告方法ついて
結論:サラリーマンが退職金をもらっても確定申告は不要!ただし「退職所得の受給に関する申告書」を退職金支払い者(会社)へ提出する事!


※国税庁HPより
退職金等の支払の際に「退職所得の受給に関する申告書」を提出している人については、退職金等の支払者が所得税額及び復興特別所得税額を計算し、その退職手当等の支払の際、退職所得の金額に応じた所得税等の額が源泉徴収されるため、原則として確定申告は必要ありません。 ※2020/4/20現在
申告書を提出すると税金が退職金から自動的に天引きされる。
退職金に賦課される税金は「分離課税」となるので、他の収入とは別で計算されます。一般的な所得税と比べると低い税率で計算されます。申告書を提出すれば、自動的に源泉徴収という形で税引き後の金額を退職金として振り込んでくれるので、わざわざ確定申告をしに行かなくてもOKという仕組みになっています。
申告書を提出しなかった場合、税率が上がってしまうので注意!
退職所得の受給に関する申告書を提出しなかった場合、退職金の税率が20.42%(2020/4/20時点・国税庁公表)に上がってしまう為、必ず申告書を提出するようにしましょう。

退職所得の受給に関する申告書とは?

申告書は、国税庁のHPからダウンロードできますし、会社の人事に話せばもらえる場合もあるでしょう。
因みに、退職所得の受給に関する申告書はこの様な書式になります。必要事項を記入して提出しましょう。
いつまでに提出すれば良いの?

国税庁によると、「退職金を受け取るまで」に「退職金の支払い者」に提出するように定められています。会社の人事に確認の上、送付先を確認しておきましょう!余談ですが、提出した書類は税務署への提出は求められれば不要の様なので、退職金の支払い者が保管する事になるそうです。
僕の場合、転職時に退職金をもらいましたが、退職後1か月後くらいに振り込まれました。退職してから少し余裕があるので、しっかりと人事・総務に提出期日を確認してから退職しましょう!退職・転職で浮かれた気持ちになって大切な退職金の手続きを忘れない様に気を付けましょう。
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